「貧乏道一週間体験入門コース」〜 きみにもきっとできる「貧乏生活」入門講座 〜[耳] パンの耳刻んでひき肉とこねあわしてハンバーグ。 [仏] パンのヘタを卵とミルクに浸しフレンチトースト。 [飽] 同一メニューの三食のパターンを一週間続け、飽 きることを忘れる訓練。 [残] 食材が乏しくなっても、残り物の組み合わせのみ で切れ抜ける日をときどき設け、余った食品を片 づける。 [草] カラシナ、スイバ、ノビル、アカザ、ハタケニラ など、食べられる野草を覚えといて、野菜の足り ないときに代用する。 [卵] 殻の内側はきれいにぬぐって白身をきっちり取る。 [油] トーストに塗るマーガリンなどは、健康と家計を 考えて薄く薄〜く塗る。 [数] おかずを作りすぎたかなと思ったら、二つに分け、 一方をラッピングして冷蔵庫へ。次の食事用に。 [種] 野菜や果物の種はなるべく捨てずにいただく。 柑橘類は少し苦い。カボチャは手間。ゴーヤは無 問題。ピーマンはあまり気にならない。豆苗やモ ヤシは根も捨てない。 [飴] 飴はけっして噛まず、長く長〜く楽しむ。 [葱] 根付きのネギを買ったらベランダのプランターな どに植える。使うときに根元5センチほど残して カットする。また伸びてくるので、たった百円の ネギでも長期間の利用が可能。 [膜] ラップフィルムは洗って再利用。水気を振り払い、 高い位置にある棚の戸の下部に、ラップの上端を ピタッ。乾いても貼り付いたまま。 [換] ポット一杯の湯を沸かすぐらいでいちいち換気扇 を回さない。窓を開けるだけで十分。その程度で 室内の空気は人体に有害なレヴェルまで悪化しな い。閉めきった部屋で長時間ストーブをつけてな がら些細なことを心配しない。 [水] 台所ですすぎに使った水はトイレで流すのに使う。 [限] ◯◯円以上お買い上げ限定の特売は、電卓持参で。 [銭] レジ待ちの間に小銭を仕分けし、枚数も数えとく。 [票] 前のレシートを買い物メモに使う。 [量] 日々利用する食品(生もの除く)は業務スーパー でまとめ買いし、ちまちまちびちび使う。 [厠] 買い物に行ったらトイレもすませてきます。買い 物に出るまで我慢する、とまではやりません。 [自] セルフレジのあるスーパーでは、特売品ばかり買 い込んでも引け目を感じずにすむ。 [薄] ティッシュは二枚重ねを一枚ずつはがして使う。 [健] 背筋を伸ばすために敷居にぶら下がり、ついでに 考え事をする。 [灯] 本や新聞を読む部屋以外の蛍光灯は一灯あれば十 分。二灯あるうちの一灯を外す(グロー菅も)。 [糊] 封筒に塗る糊は、開けやすいよう上端5ミリだけ。 [郵] 厚みが2センチ超えても、分けて送ったら冊子郵 便よりクロネコメール便のほうが安くなる。 [髪] 夏は洗髪の回数が増えるので、短髪にしてシャン プーの消費量をセーブ。 [肌] 皮膚の油は水分の揮発を妨げ、涼しくならないの で、夏場にはていねいに洗い落とす。肌がサラサ ラになると衣類が体にはりつかず、快適。 [垢] 軍手に石鹸つけて体を洗えば石鹸を節約できる。 [鹸] 石鹸がちっちゃくなったら新しいのに貼りつけて 使います。ちっちゃくなっても捨てません。 [磨] 歯を磨くときの練りハミガキは不要。なくても影 響なし。 [脂] 手足ががさついてきたら無料の牛脂をこすりつけ てマッサージします。 [重] 寒いときは室内の重ね着のルールを無視。下着の シャツ三枚、セーター二枚も、あり。 [極] 乾電池が切れかかったら両極部分をこすり、装着 函の両極接着部分もこすると、しばらく使える。 [雨] 雨の日の雨水利用。古傘の生地の中央に穴をあけ る。雨が降ったら洗濯機のフタをあけ、傘をさか さまにして乗せる。 我が家はないないづくしです。テレビ、DVD録画再生機(ビデオも)、電子レンジ、オーブン、空調、冷暖房機器、自家用車、携帯電話、 etc...。あるもん数え上げたほうが早そう。 世の中、僕みたいに消費しない消費者ばかりになると日本の経済はぶっ倒れるでしょう。でも、経済成長は必ずしも必要なものかな。ほどほどの低成長で問題なくやっていける体質を身に付けることはできないでしょうか。 より少ない労働、より少ない収入、より少ない消費でやっていくほうが精神的に豊かになれそうです。あくまで全国的な平均「より少ない」。僕の生活を基準に考えてはいけません。 ひょっこり通信 2011.9.11 |
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