単細胞ノミクス安倍晋三の究極の目標は憲法九条の改正。そこから先のヴィジョンはない。改正して何かをしたがってるわけじゃない。 戦争をすることが目的だという見方は間違っている。体質は好戦的だが、ヒトラーとは違う。目的はシンプルで、「初めて憲法を改正した首相として歴史に名を残す」ことのみ。一個人の名誉欲のために日本全体が引きずられているわけだ。 安倍には悪意というものがない。思想も将来展望も知恵もない。経済音痴で外交音痴だが、まるっきりのバカではない。政界を生き抜く小賢しい猿知恵だけはある。 お隣の中国に負けないほど露骨な株価操作を続けるのは、政権延命のため。政権の支持率を支えているのは株価しかない。株が下がれは内閣支持率が下がり、短命政権に終わる。そうなると改憲という目的が達せられなくなるので、経済政策を放置してでも無理やり株価を守りきろうとする。 他国を侵略し、特定の民族を弾圧することは彼の念頭にない。極度の内向き思考なので、周辺国との摩擦が増大しての突発的な小競り合いはありうる。米国に引きずられる形で自衛隊を海外に送り、交戦してしまうという事態もありうる。小規模な軍事衝突はありえても、大きく拡大することはない。 中国は北朝鮮と違って現実的感覚を持っている。日本と交戦することが共産党政権にとって致命的な結果を招くことを知っている。中国の経済を支えているのは輸出と外国からの投資。ともに戦争状態になると壊滅する。はた目には盤石に見える政権だが、その実かなり不安定だ。些細なことで崩壊するかもと、中国共産党のトップはびくびくしている。日本と交戦するリスクは大きすぎる。ブラフかまして脅すまでで精一杯。 改憲だけでなく安保法制もだが、リベラル陣営が彼に対して危機感と不安感を抱くのは、容赦なく外堀内堀を埋め立てていく彼の直線的で攻撃的なやり方。どんどん日本が戦前回帰していくように見えている。状況が異なるから70年以上前へそのまま回帰することはありえない。人物と状況を正しく把握しないと対処判断をミスるので、注意を要します。 ひょっこり通信 2015.10.10 |
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